サービス介助士とは?分かりやすいまとめ【介護タクシー許可】
介護の資格がなくても許可は取得できます。
しかし介助技術を全く知らずに事業を始めることに不安を覚える人は少なくないでしょう。その際におすすめの資格がサービス介助士です。
この記事を読むことでサービス介助士とはどんな資格かを知ることができます。
サービス介助士とは
サービス介助士とは公益財団法人日本ケアフィット共育機構が主体となり普及している資格です。
以下引用します。
サービス介助士とは高齢な方やお身体の不自由な方が、安心して社会参加できる環境を整えるために、お迎えする側がさまざまな人を受け入れるために必要となる「おもてなしの心」と「安全な介助技術」を学ぶ資格
身体の不自由な方、視覚や聴覚に障害のある方々に対して適切な介助技術をシーンに合わせて学べます。
特筆すべき点は短期間で実技を学べることでしょう。
介護系の資格では介護職員初任者研修がありますが、この資格は介護全体の入門資格です。サービス介助士は介護タクシーを必要とする人たち向けの直接的な技術を学べます。
(例:車イスからベッドへの乗降介助、移乗から車イスetc)
興味のある方はサービス介助士のウェブサイトでご確認ください。
注意点
サービス介助士は民間資格なので、国土交通省では介護タクシーの必要資格としては認めていません。
あくまでもおすすめの資格としてサービス介助士をあげています。なのでセダン型で介護タクシーの許可を取得する人は、サービス介助士ではなく介護職員初任者研修を受講しましょう。
介護職員初任者研修は許可要件の介護の資格に認められているからです。
冒頭でも触れましたが、サービス介助士は業界未経験の人で介助技術のない人が介助技術を学ぶのに適している資格です。
許可要件には全く関係ないので注意しましょう。
まとめ
介護業界未経験の人が介護タクシーに役立つ介助技術を学ぶのに効果的な資格としてサービス介助士を提案しました。
許可要件に関係なくても、短期間で技術を学べるという点でメリットがあるのではないでしょうか。
申請から許可まで二ヶ月ほどかかります。その間にやらなくてはいけないことは次の記事からご確認ください。
・介護タクシーで開業!許可の審査期間中に終わらせるべきこと
・介護タクシーで開業!許可取得後から事業開始までの必要事項
これらを行いつつ、技術の習得に興味のある人はサービス介助士の資格を前向きに考えても良いのではないでしょうか。
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当サイト監修
行政書士として各種許認可を中心に年間300件の相談を受ける。
特に介護行政の手続きには力を注ぎ、許認可取得のアドバイスから開業後のコンサルタントまで幅広く活動。
上田貴俊行政書士・社会保険労務士事務所
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